理想を、諦めなくていい。

 

キッチン

KANAYA RESORT HAKONE

増井 睦
MASUI ATSUSHI

2017年中途入社/料理長

料理の専門学校を卒業後、五つ星ホテルのレストランなどでの勤務を経て、2017年にKANAYA RESORT HAKONEの開業スタッフとして入社。副料理長として3年間勤務の後、料理長に就任。

お互い自由な意見を言える
チームを作りたい

KANAYA RESORT HAKONEのメインダイニング「西洋膳所 JOHN KANAYA」で料理長を務めています。ホテルの料理長というと、キッチンに立つことは少なくメニュー開発や事務仕事に注力しているというイメージが強いかもしれません。でも、僕の場合は違っていて、調理場で料理をするのはもちろんのこと、スタッフと一緒に仕込みもしますし掃除もします。本当の意味での「プレイングマネージャー」であろうと務めています。

意識しているのは、料理長や新人などの肩書きは関係なくお互い自由に意見を出しあえるチーム作り。僕も修行時代には、シェフが作っている料理を見て「自分だったらこうするのに」と思いながら、意見が出せない環境にもどかしさを感じていました。でも年次にかかわらずスタッフそれぞれが違った感性や美学を持っているはず。1年目だから意見は言えない、2年目だからこれはしちゃいけないという制約のある職場にはしたくない。僕が可能な限り現場に立つようにしているのも、スタッフを観察し対話して個々人の良いところを引き出してあげたいからなんです。

普通のホテルレストランでは経験できない裁量の大きさ

金谷ホテル観光グループには、やる気があれば誰もが挑戦できる環境があると感じて、僕自身、入社以来、様々なチャレンジをさせていただきました。「西洋膳所 JOHN KANAYA」で提供する料理のベースとなるのは「和敬洋讃」(和を敬い、洋を讃える)というコンセプト。和のテイストを取り入れたフランス料理が基本となりますが、ホテルが開業した当時は、この空間にふさわしい料理とはなんなのか、当時の料理長との模索の日々が続きました。和のテイストを強くしたり、逆に和の要素がほぼない料理を出してみたり。考えることは多かったですが、カトラリーやグラス、食器の選定までトータルで任せていただけたので、空間、器、料理に統一感を持たせるという、普通ホテルのシェフができないようなことまで挑戦できました。

一人ひとりの個性や、やりたいことを
尊重して伸ばす社風

僕が金谷ホテル観光グループに入社してやりたかったことは、既にあるブランドの中で料理をするのではなく、料理でブランドの価値を上げる仕事。金谷ホテル観光グループという看板を背負いながらも、これまでのキャリアを通じて培ってきた知見や経験も料理に取り入れていきたいと思いました。そんな心意気が会社に受け入れられるのも、クレド(企業理念)に「老舗は常に新しい」という言葉があるから。失敗しても、また考え直して改善すればいい。そんな温かい雰囲気の中で、自分らしいチャレンジができる環境だと思います。

MESSAGE

ともに理想を語りましょう
それをできる環境があります

Time Schedule

午後シフトの場合

7:30

出勤・朝食のスタンバイ

8:00

当日の朝食営業と翌日朝食の仕込み

9:30

朝食片付け

10:00

翌日朝食の仕込み・賄い作り
KANAYA RESORT HAKONEで働くスタッフたちの賄いを十数名分作ります。

12:00

休憩
館内の人たちはみんなキッチンに集まって賄いをいただくので、社員同士が交流する和気あいあいとした場になっています。

13:00

当日ディナーのスタンバイ・仕込み
昼食後にはすぐにディナーの準備を始めます。このタイミングで、翌日分の発注業務も合わせて行なっています。

16:30

退勤

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